ウレタンについて

ウレタンの経年劣化

ウレタンの経年劣化
ウレタンの経年劣化
ウレタンの経年劣化
ウレタンの経年劣化
ウレタンの経年劣化
ウレタンの経年劣化
ウレタンの経年劣化
ウレタンの経年劣化
  • ウレタンが黄色い砂の様になった物
  • 水分を吸ってヤニのようにベタベタなった物
  • 短期間でへたり、反発が無くなって硬化した物
  • クッションからスプリングが飛び出して危険な物

ウレタンのへたり

ソファーに使用されているウレタンは、空気の空洞を沢山持った、多孔質の素材です。この空気の空洞に負荷が掛かると、柔らかくへこみ、私たちの身体を包み込む様に支えてくれる訳です。
ただ毎日何度も負荷を掛け続けると、この空洞が少しづつ潰れてしまいます。これがウレタンのヘタリとなるのです。ちなみに材質によっても違いは有りますが、一般的にこの空洞が大きいものは柔らかく、小さい物は硬いと云うことになります。それは密度や比重で(1立方メートル当りの素材の重さ)で表されますが、数値が大きい物ほど硬く重く、小さい物ほど柔らかく軽いと云う事になります。

"座り心地を決めるウレタン選び。”

張替をさせていただいると、本当に色んな椅子が「イスの着せかえ屋さん」にやってきます。
食堂椅子やソファはもちろん
   ・鏡台椅
   ・事務用椅子
   ・ロビーチェア
   ・船のキャビン
   ・トレーニング器具のマット
   ・診療台
   ・美容院のイス
   ・携帯式のイス
まで、等々世の中には色々な種類のイスがあるものだと感心します。
そしてそれらのほとんどには、軟質ウレタンという空気の空洞を持った、多孔質の発泡素材が使われています。この素材が皆さんの身体を優しく受け止める役割をしているのです。
ウレタンは、その用途によって色々な使い分けをする必要があります。トレーニングマシンのマット等には高密度でへたりが無い板の様に硬い材質を使い、イスやソファ等は体重がかかる座面には、底面は硬めのチップウレタンと表面に少し柔かめのスラブウレタンの積層した物を、背もたれのクッション等には、そのスラブウレタンとふわっと柔らかいソフトウレタンの積層した物を、更に樹脂綿やテトロン綿等を、座り心地に合わせて組み合わせていきます。

普段は表面の生地に覆われていて、ほとんど見ることがありませんが、座り心地を決定するとても大切な要素であり、お客様の要望を聞きながら作る、SOHOのこだわりのポイントでもあります。

SOHOには、半年~1年しか座って無い物から、20年/30年と経過した物、また昭和初期の藁土手や、吊バネに藁と黒綿の物まで、色々なイスの中身を目の当たりにします。

ウレタンが黄色い砂の様になった物や、水分を吸ってヤニのようにベタベタなった物、短期間でへたり反発が無くなって硬化した物、クッションからスプリングが飛び出して危険な物、また20年/30年経っても新品の様な物まで、まるで弊社の剥しの工程は、耐久試験後の検査場の様相でもあります。 この一つ一つをお客様の要望や予算も合わせ、ウレタンの組み合わせを考えて、お客様にとってより良い座り心地は何か?といつも悩んでいる毎日です。

2年程前ですが、とても大柄なお客様がみえて(失礼ながら120キロは超えている方)、今座っている座面のクッションが柔か過ぎて、沈み込んでしまうので、何か良い方法はないか?という事で、60のチップウレタンを120㎜と25のスラブウレタンを50㎜の組み合わせで提案し、これでどうでしょうかと自信満々に座ってもらった所、まだまだ沈み込むとの事で、何度か修正し、最終的に70のチップウレタンを150㎜と25のスラブウレタン20㎜の組み合わせで、これで丁度良いと喜んでいただきました。しかし私達が座ると、まるで石の上に座っているような感じでした。
その時、お客様の体型や感覚によって座り心地は変わり、座り心地はお客様に聞かなければ判らないと、痛感しました。

また食堂イス等で座り心地を良くする為、ウレタンを分厚く積み上げ過ぎてしまい、ご主人は丁度良いけど、小柄な奥様の足が浮いてしまい、やり直した事もありました。
やはり修理するお客様のイスやソファの問題点をしっかり伺い、職人よがりにならず、お客様の満足して戴く事を目標にして、今後も謙虚な気持ちでやって行きたいと思っています。

ウレタンの種類

イスの着せかえ屋さん
ソフトウレタン18
  • イスの着せかえ屋さん
  • イスの着せかえ屋さん
一般的にはウレタンは密度が高いほど、材料を多く使用するため、高価格・高品質になります。基本的に密度が高いほど硬くなりますが、配合する原料によって、密度が高くても柔らかいウレタンフォームができます。
ソフトウレタンは 手触りがしっとりしていて柔らかい感触が特徴のウレタンフォームです。
主に座の表層部や背もたれに使い、腰掛けた時、フワッと柔らかく受け止める為のウレタンです。弊社ではソフト18を準備しております。
上記の各種類のウレタンをお客様の座り心地のご希望や使用用途に合わせて、積層してオーダーメイドでお作り致します。
スラブウレタンD25
  • イスの着せかえ屋さん
  • イスの着せかえ屋さん
国内の一般的な国産家具に使われているウレタンです。汎用品なので使用実績も高く、密度も多各種あり、弊社では座面等にも耐え得る25(㎏/㎥)の素材を準備しております。
リーズナブルな価格での対応が出来ます。
高比重NR40
  • イスの着せかえ屋さん
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高比重ウレタンは押し戻す力が強く、圧縮しやすくヘタリ難いのが特徴です。
底づき感が小さく、着座時のバネ感が大きく、長年の使用に充分耐え得る素材です。
一般フォームとしては高い密度で、弊社では40(㎏/㎥)のウレタンを準備しております。
チップウレタンCH60
  • イスの着せかえ屋さん
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チップウレタンCH70
  • イスの着せかえ屋さん
  • イスの着せかえ屋さん
チップウレタンは製造工程で発生する軟質ウレタンの端材を細かく粉砕して、特殊接着剤を噴霧混合した後、圧縮して成型した再生品です。再利用という利点だけでなく、細かいウレタンチップを固めることで強度が増し、高密度・高硬度の為、耐荷重性が優れています。家具では木枠材やバネの上でベース素材として使われます。弊社ではCH60とCH70の二種類を準備しております。

"置きクッションの作製”

置きクッションタイプのソファーで、中身のウレタン交換やカバーの作製にも対応させて戴いております。
ウレタンがへたってしまった、座り心地が気に入らない、柔か過ぎて腰に負担がある。また座面が汚れた、擦り切れて破れた、革や合皮がボロボロになってしまった等々の方、ウレタンだけの交換や、カバーも一緒に同色の張地やツートンカラーでの提案もさせて戴いておりますので、お気軽にご相談下さい。

置きクッションの作製
置きクッションの作製
置きクッションの作製
置きクッションの作製
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