中身へのこだわり

中身の経年劣化

長時間座るイスにとって座り心地はとても大切です。
座り心地を気に入り購入しても、長年の使用でイスの中身も劣化してしまい、座り心地も変わってきます。
質の悪い物の場合、購入後1年ほどでウレタンがへたってきたりエラストベルトが伸び切ってしまう事も多々あります。
ウレタンの経年劣化
Sバネが折れてしまっています。
ウレタンの経年劣化
コイルバネが直接ウレタンにあたりウレタンを突き破っています。①
ウレタンの経年劣化
コイルバネが直接ウレタンにあたりウレタンを突き破っています。②
ウレタンの経年劣化
エラストベルトが伸び切ってたるんでしまっています。
ウレタンの経年劣化
ウレタンが砂のようになってしまっています。
ウレタンの経年劣化
水分でベトベトになってしまっています。
ウレタンの経年劣化
コイルスプリングが飛び出してしまっています。
「見えない部分だからこそ、しっかりと修理する」をモットーに
SOHOではエラストベルトやバネ、ウレタン等中身の状態もベテラン職人が細かくチェックし丁寧に直すことで長年使用してきたイスの座り心地も蘇らせます。
様々なイスの内部を見続けてきている職人だからこそ、どのようにして修理をすればよいのか熟知しております。
どうぞお任せください。

中身の種類

●ウレタンの種類
イスの着せかえ屋さん
ソフトウレタン
  • イスの着せかえ屋さん
  • イスの着せかえ屋さん
一般的にはウレタンは密度が高いほど、材料を多く使用するため、高価格・高品質になります。基本的に密度が高いほど硬くなりますが、配合する原料によって、密度が高くても柔らかいウレタンフォームができます。
ソフトウレタンは 手触りがしっとりしていて柔らかい感触が特徴のウレタンフォームです。
主に座の表層部や背もたれに使い、腰掛けた時、フワッと柔らかく受け止める為のウレタンです。
上記の各種類のウレタンをお客様の座り心地のご希望や使用用途に合わせて、積層してオーダーメイドでお作り致します。
スラブウレタン比重25
  • イスの着せかえ屋さん
  • イスの着せかえ屋さん
国内の一般的な国産家具に使われているウレタンです。汎用品なので使用実績も高く、密度も多各種あり、弊社では座面等にも耐え得る25(㎏/㎡)の素材を準備しております。
リーズナブルな価格での対応が出来ます。
スラブウレタン比重40
  • イスの着せかえ屋さん
  • イスの着せかえ屋さん
高比重ウレタンは押し戻す力が強く、圧縮しやすくヘタリ難いのが特徴です。
底づき感が小さく、着座時のバネ感が大きく、長年の使用に充分耐え得る素材です。
一般フォームとしては高い密度で、弊社では40(㎏/㎡)のウレタンを準備しております。
チップウレタン比重60
  • イスの着せかえ屋さん
  • イスの着せかえ屋さん
チップウレタン比重70
  • イスの着せかえ屋さん
  • イスの着せかえ屋さん
チップウレタンは製造工程で発生する軟質ウレタンの端材を細かく粉砕して、特殊接着剤を噴霧混合した後、圧縮して成型した再生品です。再利用という利点だけでなく、細かいウレタンチップを固めることで強度が増し、高密度・高硬度の為、耐荷重性が優れています。家具では木枠材やバネの上でベース素材として使われます。弊社では比重60と比重70の二種類を準備しております。
●エラストベルト
線状になった天然ゴムをポリプロピレンの糸でコーティングしたもの。昔のすぐに伸び切ってしまうものと比べコーティングすることにより大幅に耐久性が向上しました。SOHOでは通常のものに比べ更に耐久性がある5芯タイプを使用しております。イタリア製ソファによく用いられ、ヨーロッパの高級家具にも多く使われています。
ウレタンの経年劣化
ウレタンの経年劣化
●Sバネ(連結式鋼製組バネ)
家具の量産化に伴い、コイルバネに変わり70年代後半から現在に至るまで中心的に使用されているものです。シートにクッション性をもたせます。
ウレタンの経年劣化
ウレタンの経年劣化
●メッシュ(各種メッシュ)
SOHOではエラストベルトの上に更にこのメッシュを張り、耐久性を高めフレームへの耐圧分散を図るようにしております。
ウレタンの経年劣化
ウレタンの経年劣化

"座り心地も「着せかえ」”

「座り心地のよいイス」と言っても、感じ方は人それぞれです。大柄な男性と小柄な女性が同じイスに座った場合、感じ方はきっと異なります。

また、ゆっくりとくつろぐ目的のイスであれば柔らかめの座り心地、姿勢を保ちたい場合は硬めの座り心地等、同体型の場合でも使用目的によって座り心地を変えた方が良い事もあります。

「今の座り心地に満足できない」「もう少し高さを出したい」などお客様のこだわりをお伺いし、ご自身にとって一番座り心地の良いイスになるようSOHOでは座り心地の「着せかえ」にも力を入れております。

座り心地の「着せかえ」例

Case1.バネが劣化、軋んでお尻に当たり、違和感があるとお悩みのお客様。
ウレタンの経年劣化
①剥がした状態。コイルバネが錆びています。
ウレタンの経年劣化
②PPテープとコイルバネをとりエラストベルトで補強します。
ウレタンの経年劣化
③更にメッシュを張ります。
ウレタンの経年劣化
④チップウレタンをのせます。
ウレタンの経年劣化
⑤ウレタン材を積層して膨らみをつけます。
ウレタンの経年劣化
ウレタンの経年劣化
⑥完成です。違和感解消!喜んでいただけました。
Case2.毎日休みなくお客様が座り、すぐに座面がへたってしまうのがお悩みの店舗経営者様。
ウレタンの経年劣化
①剥がした状態。ウレタンもぼろぼろです
ウレタンの経年劣化
②エラストベルトが切れてたるんでしまっています。
ウレタンの経年劣化
③頑丈な合板仕様に着せかえです。
ウレタンの経年劣化
④ウレタンを交換して完成です。商売繁盛!これで長く使えますね。
ウレタンの経年劣化
Case3.古いアンティークイスの復元をご希望のお客様
ウレタンの経年劣化
①コイルバネが麻テープを突き破っています。
ウレタンの経年劣化
②木枠の一番底の部分に麻テープを編みながら打っていきます。
ウレタンの経年劣化
③その上にコイルバネを配置し、タコ糸を使い針で縫い止めます。
ウレタンの経年劣化
④次に丈夫な麻紐でそのバネを蜘蛛の巣状に縛りながら固定していきます。とても時間のかかる作業ですが片寄りや座り心地に影響します。
ウレタンの経年劣化
⑤バネが固定出来たら麻布で全体を覆い、タコ糸で縫い固めていきます。復元完了!タイムスリップした気分です。

"置きクッションの作製”

置きクッションタイプのソファのウレタン交換にも力を入れて対応しております。
中身だけがへたってきた。柔らかすぎて腰が痛い。もう少し高さが欲しい。等々、中身の交換のみ、カバーの作製のみだけでも承ります。どうぞご相談下さい。

置きクッションの作製
置きクッションの作製

右側がBefore、左側がAfterです。スラブウレタンだけで作られていたクッションを、下部にチップウレタンを使いお客様のご希望に沿い硬めにし、へたり分を考慮しボリュームを出しました。

置きクッションの作製

お客様と相談し、同生地だったクッションをカラフルな生地で着せかえ、ツートンカラーでイメージチェンジしました。

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