皆さん、こんにちは。
寒さが一段と深まる季節となりましたが、いかがお過ごしでしょうか?
暖かい飲み物が恋しい時期ですね。
お身体にはくれぐれもお気をつけて、温かくしてお過ごしください。
個人的な感覚かもしれませんが、
最近ニュースやSNSなどでも度々
「アップサイクル」という言葉をよく見聞きするようになり
世の中の関心が高まっているように感じます。
アップサイクル(Upcycle)とは
SDGsの取り組みの一つで不要になったものや廃棄物を
単に再利用するのではなく
新たな価値を持つ製品に生まれ変わらせることを指します。
アップサイクルには
・創造的なデザインや加工を施す事でその物の価値を高められる。
・再利用する事で廃棄物を減らし、新たな原材料の使用を抑える事で環境負荷を低減。
・創造的で個性的なデザインにできる。
などのメリットがあると言われています。
ひとりひとりの多様性にマッチしていて、環境にも優しい。
まさに今の時代に必要な取り組みのひとつと言えますね!
…って あれ…?
これって、「イスの着せかえ」にもそのまま言える事では…?
という事で本日は
SDGs的視点からのイスの着せかえのメリット
についてお話したいと思います。
まず、簡単に言うと、イスの着せかえというのは
・こだわりの詰まったお気に入りのデザインのイス
・家族や思い出の詰まった愛着のあるイス
・後世に残したいアンティークのイス など
古くなった、汚れてしまった。でも手放したくない。そんなイス達を
捨てないという選択肢です。
好きな生地や座り心地で再生させる事で価値をあげ
更に長く使用できるようにする。
コストも抑えられ、環境にも優しいというメリットがあります。
ただ、
「そもそもそんな価値のあるイスを自分は持っていない」
「今使っているイスは特に修繕してまで使いたいとは思わない」
そういった方には割と興味を持っていただけないかも知れません。
しかし、全く関係ない話かと言うとそうでは無いんです。
「価値の再利用」というのは個人や家族間だけではなく
もっと広く、地域のコミュニティや社会全体で捉えてもらって構いません。
知り合いから譲ってもらったと言うイスや、ご自身で新たに購入されたリユース品を
弊社にに持ち込まれるお客様は少なくありません。
リユース(Reuse)とは
不要になった物を処分せず、そのままの形で再利用することです。
自分にはもう不要だけど、まだ使えそうといった物を
人に譲ったり、リサイクルショップやフリマサイトなどに売るなどして
他の人に使って貰うことで、物の寿命を延ばすという考え方です。
そして、そういったリユースされた物に手を入れて価値を高めて使うというのが
アップサイクルという考え方なんです。
昔の家具には、現代の大量生産品にはない魅力がたくさんあります。
独特の風合いや、製品のブランド性や希少性などもあるうえ、
適切に手入れすれば何十年も使える良質な素材と職人技による耐久性の高さ等
サステナブルな選択肢としても現代では注目されています。
長く愛せる家具を選ぶなら、昔の良い家具を取り入れるのもおすすめです。
リサイクルショップやフリマアプリで見つけたヴィンテージのイスを
SOHOで自分好みに着せかえるというのも、家具購入の選択がグッと広がると思いませんか?
私たちひとりひとりが関心を高め、少しずつ環境に優しい選択を増やし続けて
持続可能な社会の実現に貢献できたら良いですね。
そしてその取り組みのお手伝いがイスの着せかえ屋さんとして出来たら幸いです。
それでは、寒い日々が続きますが、素敵な毎日をお過ごしください。