みなさんこんにちは。
本日は、家具好きなら誰もが憧れるリーディングブランドであるイタリアの高級家具
カッシーナの着せ替え事例をご紹介します。
今回お持ち込みいただいたのはこちら。
カッシーナのユトレヒトソファです。
重厚感のあるガッチリとしたフォルムと、柔らかなファブリックの調和が魅力のこちらのお椅子を…
interior library – Lynx Z514-02 zinc (manas.co.jp)
マナトレーディングのインテリアファブリックで着せ替えます!
アバンギャルドな総柄と、とろけるような手触りの高級感あふれるこちらの生地。
m単価に思わず作り手に緊張感が走ります!
ご依頼者様は元々、「どうしてもユトレヒトソファをこの生地で張りたい!」
という強い想いがあったそうです。
ブランド元にも依頼をしたが対応が難しいとのことで、この度弊社にお持ち込みをいただきました。
お客様が自由に思い描くパーソナライズな施工がモットーのSOHO。腕が鳴ります。
更に会話の中で、「これに合うオットマンもあれば…」との事で
今回Re:born家具からご提案させていただき、
↑こちらのものを選んでいただきました。(➡Re:born家具とは?)
まずは生まれ変わったユトレヒトソファの姿がこちら
元の製品の持つ直線的で重厚感のあるイメージに、お客様の選ばれたファブリックにより
アグレッシブな印象も与える、唯一無二の素敵なソファに生まれ変わりました。
更に、依頼いただいていた共生地のオットマンとクッションを足すとこのような出来上がりに。
元々こちらのオットマンは先ほどの写真の通り丸っこいフォルムで、総マチ仕様でした。
サイズ的にはちょうどいいんだけど、なんとなく本体とイメージが違う…
そんな問題もありましたが………
「惜しければカスタマイズしてしまえばいいじゃない!」 と言う事で
ユトレヒトソファのイメージに近づけるべく、中身のウレタン高さや形状も変え、
生地だけではなく縫製の仕様もツマミ仕様へと、本体と合わせる事によって
隣に置いても遜色の無い、調和の取れた製品にアップグレードしました!
実はこれこそがSOHOの目指すアップサイクルの理念でもあるんです。
アップサイクルとは
本来は捨てられるはずの製品に新たな価値を与えて再生すること
を意味する言葉です。
デザインやアイデアによって付加価値を与え、ものの寿命を更に伸ばす事
がアップサイクルの目的です。
リメイクやリユースとはまた違う取り組みで、
「創造的再利用」「製品のアップグレード」とも言います。
SDGsの17目標の12番目「つくる責任、つかう責任」にもあるように、
持続可能な生産消費形態を確保するため、商品やサービスを生産する側も消費する側も、行動を変えていく必要があります。地球の資源は限られており、既に枯渇しつつあります。
大量生産大量廃棄の時代から抜け出して、ものの寿命を伸ばすことに積極的になっていきたいですね。
Re:born家具を選んでいただくことは、地球環境を考えることにも繋がります。
そしてそれだけではなく長年、今昔古今東西様々なイスを着せ替えてきた経験と、
その高いカスタム性で「既存の商品では物足りない」と感じているお客様にも
ご提案できるのがこのRe:born家具だとも考えています。
なおして使うから、好きに変えられる。
その自由さを楽しんでみませんか?
お部屋のお写真をいただきました。
強い存在感がお部屋の雰囲気に合っていてとても素敵です。
これからも確かな技術力と創造への熱意で皆様のこだわりを形にするお手伝いをしていきたいです。
SOHO