こんにちは!
イスの着せかえ屋さんSOHOです。
本日は籐椅子の修繕について紹介いたします。
籐の家具は、自然素材の優しい風合いと、軽さ、通気性などが魅力です。
イスやソファにもよく使われる籐ですが、そこから破れてしまうことが少なくありません。
「どこに修理に出せばいいのかわからない…」 「破れてしまったからもう捨てなきゃ…」
そうお悩みの方、ちょっと待ってください!
籐の張替えもSOHOにお任せください!
本日はこちらの施工事例で、大まかに修繕の手順をご紹介します。
まずはタッカーと籐芯を丁寧にはがしていきます。
籐張りは溝が深く、接着された籐芯を取るのも大仕事です!
籐の剥がし方については 過去記事にも
スッキリ
お次は張り替える籐の準備です。
ラタンなので元の色はこの様に白っぽいです。
それをまずは柔らかくなるまで水に浸します。
張れるくらい柔らかくなったら、布地と同じ要領でピンと張ります。
規則正しい柄の籐は、上下左右が少しでも傾けば目立ってしまうので
水平・垂直が真っすぐになるようにバランスを見ながらキッチリ張ります。
溝にはめるよう、籐芯をボンドで接着し、周りを切り落とします。
ジャン
張り終わった籐は塗装の前によく乾燥させます。
乾燥して障子紙のようにパンと張られた籐に
お次はサンドペーパーを掛けていきます。
ケバ立ちが出ないよう、裏からも表からも丁寧にかけ、
滑らかな手触りになったら、最後は塗装です。
元の色に合わせてオイルステインを調合し、
エアーガンでムラなく仕上げます。
目止めのサンディングシーラーを吹きかけ、乾燥したら
サンドペーパーを掛けて滑らかに。
この作業を2.3度繰り返し、深い色味とツヤを出していきます。
半日掛けて完成したのがこちら。
塗装で色を合わせる事で新品のような自然な出来上がりとなりました。
あなたの想い出の詰まったイスも、職人が丁寧に修理いたします。
籐の破れでお困りでしたら、是非SOHOにお任せください。