皆さん、こんにちは。
張り工程の担当の小田です。
創縫でよく行う修理として座面の交換があります。
10月の投稿ではルーターを使って丸い板を切り出しました。
今回はルーターを使わずに丸ノコで円の板を切り出します。
まず用意するものは丸ノコ、材料の合板、丸ノコ定規、釘です。
丸ノコ定規とは2枚の板の段差に丸ノコを滑らせて正確に直線を切るための道具で、長めの板を接着するだけで作製できます。

材料の合板の上に丸ノコ定規を置いて、半径となる部分に釘を打ち付けます。

材料の合板を45度ほど回転させて丸ノコで切っていきます。
切ったらズラしてまた切るを繰り返します。

10回ほど切るとだんだん円に近づいてきます。

最後は丸ノコを回すように動かしてカドをなくしていきます。

丸い板の完成です。

真円に近い正確な円と言う意味ではルーターに部がありますが、一度に同じ大きさの円を切り出すのは丸ノコの方が早いです。
なので、材料の厚みや数によって作製方法を選んでいます。
座面が割れてお困りの際は弊社営業までお問い合わせください。