皆さん、こんにちは。
張り工程の担当の小田です。
日々、張り替え作業をしていると、イスのフレーム自体に問題がある張替えもあります。
そんな時は木枠のフレームを補強したり、時には造り替えたりするときもあります。
木工の職人には程遠いですが、それらで培ったノウハウを活かして簡単で綺麗な加工を紹介します。
作る物は「正六角形」です。棚でもマスでも作れますし、用途は無限大です。
用意する物は
長方形の細長い板
丸ノコ
木工用ボンド
養生テープ
ビニール紐
割り箸
紙やすりです。
まずは板を切ります。
丸ノコには角度を調節できる機能があり、いつもは90°で使っていると思います。
直角のものを作るならば90°か、45°を使いますが、
今回は30°を使います。
まずは30°に寝かした丸ノコで細長い板を切ります。
このとき、正確に直角になるようにしてください。
IMG_3441
端を30°にしたら、次は丸ノコに「当てを」付けて切りたい大きさにセットします。大きさは適当で構いませんが、板から6枚は取りたいので板の長さの6分の1以下が良いでしょう。
丸ノコの「当て」をセットしたら板を切っていきます。
その際に必ずカット面が台形の形になるように板をひっくり返しては切るという動作を繰り返してください。
それらを台形の長い辺が上に来るように並べて、養生テープで繋げます。
ビニール紐で縛って固定します。今回はさらにビニール紐を割り箸でねじって、万力のようにキツく固定しました。
このまま一晩置いてボンドを乾燥させます。
接着剤が乾いたらテープを剥がして紙やすりで仕上げて完成です。IMG_3459 IMG_3460
壁につけたらこんな感じ。ボンドのみでも強度はかなりあります。
不安な場合は釘や木ネジを使用してもいいです。
たくさん作って並べてもいいですね。
今回は穴の空いた物も作って、我が家ではキャットウォークとして使いたいと思っています。
簡単にできるので興味のある方はぜひ挑戦してみてください。