こんにちは
新人のヤマシロです
週末は冷えましたが、また暖かくなってきましたね(≡^∇^≡)
学生・新社会人が学校や会社が始まったのか、毎朝スシ詰の電車で通勤しております(((( ;°Д°))))。
そのうちみんな、制服やスーツが馴染んでくるんでしょうね( ̄▽+ ̄*)
今日は簡単な縫製仕様のご紹介ですヾ(@°▽°@)ノ
上の画像、縫製の仕様が違うのが分かりますか?
左がダブルステッチ、右がシングルステッチです。
拡大してみます。
ダブルステッチ
シングルステッチ
坊主張りのように縫製の必要がなければ関係がないのですが、ステッチがある場合は、
そのほとんどが上のどちらかになると言ってもいいです(゜ρ゜)
ダブルステッチは
断面を見るとこんな感じです
革の表面同士を合わせて縫ったあと、開いて上記写真の状態にします。
2本針のダブルステッチ専用ミシンで縫い付けていきます。その際、バイアステープを同時に縫い付けていきます。
バイアステープを縫い付けることで、縫い付け部分から下地が見えないようにできます(`・ω・´)ゞ
シングルステッチは
断面がこんな感じです。
これも同じように表皮同士を合わせて縫います。が、シングルの場合、
写真で見る通り、矢印で示した革の下の部分は開かずに
上の部分を開いて一方に寄せて縫っていきます。
ダブルステッチに比べて、縫製部分が3枚になるためこちらの方が一般的に
強度があります。
見て頂いた通り、縫製の強度はシングルステッチの方が強いです。
毎日毎日座るイスの、体重が掛かる座面には大きな負荷が掛かります。
ダブルステッチでの縫製も出来ないことはないのですが…..
シングルステッチや坊主張りに比べると左右への引っ張りに弱い為、
残念ながらどうしてもこの様に裂けてしまうのも早いです。
モチロン、お客様からの強いご要望があれば可能な限りは
お答えしておりますヽ(*・ω・)人(・ω・*)ノ
SOHOの縫製職人に、ステッチを掛ける上で気を付けていることを聞いてみました
ステッチを掛ける作業は非常に集中をして、慎重に進めていくようです( ̄ヘ ̄)
一瞬の気の緩みが、蛇行に繋がるからです。゚(T^T)゚。
その為、通常の縫製の3~4倍時間が掛かるとのことでした(/TДT)/
また、今回のように縫製にスポットを当てた記事を書いていく予定です
お楽しみにー(@ ̄ρ ̄@)
ホームページはこちら
イスの着せかえ屋さん SOHO
コメント