ソファのクッション作製

着せかえ事例

 みなさん、初めまして!

 

ウレタンクッション担当のKです。

 

今回ご紹介するのは、家具の大手量販店でソファーを購入したが、2~3年でシートクッションの座り心地がとても悪くなった為、

中身のウレタンクッションを変えてほしいと弊社まで持ち込まれたお客様です。(実際開けて中身を見てみると、よく座る前の部分が、後ろと比べて半分ほどの厚みになっていました。)

 

 

 

工場内に在庫して持っているウレタンクッションを色々組み合せて、実際に座って体感して頂きました。

お客様は、硬めの座り心地がご希望との事でしたので、CH70のチップウレタンを芯材に使い、NR40(高比重ウレタンクッション)を表面に使いました。

こうすることで、しっかりとした反発力と、耐久性のある中身を作りました。(使用状況にもよりますが、10年ほどは大丈夫かと思います。)

ちなみに、クッション用のウレタン作製をする時に、持込されたクッションを参考にしますが、数年~数十年使用しているので型崩れを起している物も少なくありません。

実際セットするソファーの①内寸、②奥行き、③クッションの高さ、などの情報が無いと、作製後の設置の際に隙間が生じたり、反対に入らなくなることもあります。

ソファーのデザイン上、カバー(縫製品)の形状通りにウレタンクッションを作製しなければいけません。ここが腕の見せ所です。

 

今回のお客様は、これこそ理想通りの座り心地!と、大変喜んで頂きました。私もそのように言って頂けて嬉しかったです。

SOHOをご用命頂き、誠に有難うございました。

 

今まで、カリモク家具の協力工場として、30年以上、色々なクッションを作製してきました。

その間に蓄積したノウハウで、殆どのものは御作り出来ます。

また、クッションのカバーが破れたり、汚れる場合も有るかと思います。その際はカバー作製も可能ですので、ソファー本体はそのままで、

クッション部分だけを同系色の生地や別色(2トーン)で作製すれば、リーズナブルな御値段で、世界に一つだけのソファーが誕生します。

一度、御検討頂ければ幸いです。おススメですよ!

 

 

 

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