伝統が、蘇る

着せかえ事例

みなさんこんにちは。

イスの着せかえ屋さんSOHO営業のNです。

 

先日、お寺のご住職から一本の電話があり、脇息(きょうそく)の張替は出来ますか?という内容でした。

 

常々何とかしたいという思いがあり、街の看板を見かけたのですぐ御連絡を頂いという事です。

 

早速、SOHOにお持ち込み頂いた脇息は・・・

 

 

なんと50年前から使用しているもの、100年前から使用しているものとのこと!!!

 

歴史を感じます。

管理がしっかりと行き届いており、木部はとっても状態が良かったです。

通常は生地のお持ち込みはお断りをしておりますが、檀家様よりお預かりした大切な生地があり、それを使用したいとのことでした。

そのような背景も御座いましたので、例外的ではありますが、お持ち込みの生地で張替をしていきます。(生地の限りがあるため、スタッフ一同、より一層慎重に作業を進めていきました)

 

そしてこの通り!

 

蘇りました!!!

 

こちらの脇息をお持ち込みして頂いたご住職のお寺は、豊田市にある、淨照寺様です。

平成17年(2005年)に国登録文化財に指定された、由緒あるお寺様です。

 

永く続く歴史の1ページに関われた事に感謝致します。

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