みなさんこんにちは。
ブログ初登場のTです。
今回は、先日ご紹介しました、西尾市のO様の本革張りソファの縫製話をお届けしたいと思います。
このソファのデザインポイントの一つは、背モタレとシートの周りをぐるりと飾るパイピングです。
これが中に挟むビニール芯です。
このパイピングは、革を挟んで縫うだけではくた~っとなってしまい、しまりが無くなってしまうんです。
どうしたらよいか、試行錯誤した結果・・・
中に、2本のビニール芯を入れて挟み込むことで、しっかりとハリのあるフォルムに仕上がりました。
見た目もキリリッ!と締まり、とても素敵なソファに仕上げることが出来ました。
そしてもう1つ。
革の縫製は、縫い代が重なると厚くなりすぎてしまい、縫うのも困難な為、革漉きの機械を使い、
縫い代の部分を薄く漉いて縫製します。
この漉きの作業は、少しでも気を抜くと、
穴をあけてしまったり、薄くなりすぎてしまったりするので、慎重に作業を行います。
この作業を行う事で、不自然なふくらみが出ることなく、自然な繋ぎ目を作ることが可能になるのです。
こうした、職人たちのこだわりポイントをお客様に知って頂き、お渡しをする際に、
その部分にも注目してもらえますと嬉しいです。
どうも、みなさん、ヤマシロです!
職人のTさん、ブログ登場有難う御座います。
また次回もおたのしみにー(≧∇≦)
ホームページの方も、宜しくお願いしますね(* ̄Oノ ̄*)
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