こんにちは、SOHOです。
春になったと思ったら早いものでもうGWですね。
天候もなかなか不安定な日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか。
今日は、SOHOで使用している糸の種類について、簡単にご紹介したいと思います。
「糸」というのはあまり目立ちはしませんが、実はそれぞれ個性もあり使い分けられています。
弊社で主に使用している糸は、
● 東洋紡エステル糸 20番
● サンエス ボンド糸 20番
● ダイヤフェザー スパン糸 20番
この三種類になります。
「20番」とは糸の太さのことで、数字が大きくなるほど細く、小さくなるほど太くなります。
まず、着せ替えこと、SOHOの張替業務にて主に使用している糸は「東洋紡エステル糸」です。
【 特徴 】(写真 右)
・適度な伸度を保つ
・布地がつっぱって発生するシワ(パッカリング)が出来にくい
・つややかな光沢があり、肌触りも滑らかである
次に、主にカリモク家具(株)の製品を縫製する際に使用するのは「サンエス ボンド糸」が指定されています。
【 特徴 】(写真 中)
・糸にボンド加工(樹脂でコーティング)が施されている
・耐熱性、耐摩耗性、耐久性、対候性に優れている
・家具に限らず、様々なシチュエーションに対応できる
最後に、(株)NOYESの製品を縫製する際には「ダイヤフェザー スパン糸」です。
こちらもメーカー指定の糸になります。
【 特徴 】(写真 左)
・ポリエステルの短繊維を紡績したもの
・綿糸と同様の風合いを外観を持っている
・革やレザーよりも布素材に良く馴染む
写真では、なかなか違いは分かりにくいですが笑
気になる方は、是非SOHOショールームへお越しください。
他にも、60番の極細のロックミシン専用の糸や、伸縮性のあるニット用ミシン糸なども使用しています。
このように一言「糸」と言っても、シチュエーションや素材に合わせて使い分けることにより、
その素材の機能性を活かしたり、製品のイメージを変えたりと、実は大切な存在なのです。
着せ替え日記「ステッチの色もお好みで」
↑過去のブログで、糸の色が変わると、どれほど印象が変わるのかを紹介しています。
いつも座っている椅子はどんな糸が使われているのか?
メーカーによってどんな違いがあるのか?
少し目を凝らしてみると、椅子の新たな一面を見つけられるかもしれません。
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