シートの張替

着せかえ事例

皆さん、こんにちは。
ウレタン・下張工程担当だった小田ですが、今春から張り工程の担当となりました。

まだまだ仕事を覚えている最中で簡単な張りしかできないので、今回は食堂椅子の張り替え手順を紹介させていただきます。

まずは張り替えに必要な座面と張地を準備し、生地やサイズ等を確認します。

準備した座面に、裏返した張地をひっくり返しながら被せていきます。

被せたら張地が曲がっていたり、歪んでいないかを確認します。
この2枚は曲がっているのがわかりますか?

きちんと被せたら仮止めをします。
上下左右を同じくらいのテンションで引っ張ったところでタッカーというデカいホッチキスのような機械で止めます。
仮止めでも曲がり、歪みのないことを確認して本止めに入ります。
本止めでは曲がり歪みがないことはもちろん、均等に引っ張って尚且つシワが出ないように止めていきます。
ベテランは簡単そうにリズム良く止めるのですが、これがやってみるととても難しいんです。
まだまだ何度もやり直ししなければお客様に渡せる品質には到達しません。

本止めが終わると、裏張りです。
座面よりも少しだけ小さいサイズで不織布をカットし、目立たないように黒いタッカー針を使って張ります。

最後にフレームに取り付けて完成となります。

まだまだ簡単な張りしかできませんが、早く一人前の張り師になれるよう日々精進します。

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