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着せかえ日記

円形の切り方

皆さん、こんにちは。
張り工程の担当の小田です。

創縫でよく行う修理として座面の交換があります。
座面に乗って踏み台にしたり、お子さんがジャンプして割ってしまい、座面の板を交換修理となるものです。
そして毎日いろんな形の椅子が持ち込まれるのですが、たまにあるのが丸椅子です。
お医者さんが診察室で使うようなものや、ピアノ用の椅子など丸い座面のものが丸椅子です。

ソレらが合わさると丸い座面が必要となります。
今回は座面に使うための丸い板の切り出し方を紹介したいと思います。

 

糸ノコやジグソーで切り出してもソコソコ丸くはなるのですが、綺麗な真円にするのが大変です。
今回はルーターという電動工具を使って真円を切り出します。

 

ルーターに加えて真円を切り出すアタッチメントも使用します。
アタッチメントを装着して円の半径を調整します。

 

円の中心となる部分にビス留めをしてスイッチオン。
ゆっくりと回せば綺麗にカットされていきます。

 

こうしてできたのは直径20cmの円板です。
また、円を切り出すだけでなく、板に丸い穴を開けることもできます。

 

ただしこのアタッチメントでは最大で40cmぐらいまでの大きさしか作れません。そこで治具を製作しました。

 

 

アタッチメントをさらに延長して半径を大きくできる治具です。
これを使えば直径70cmまでの真円を切り出すことができるので椅子の座面用としては必要十分です。

 

今回は20cmと50cmの円板を製作しました。

 

 

座面が割れてお困りの際は弊社営業までお問い合わせください。

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