玉縁についてパート2

みなさんこんにちは。試作縫製担当の杉浦です。

 

12月に入り途端に寒さが増し、本格的に冬の到来ですね。

新型コロナウイルスも第三波で再び自粛ムード、、。我が家はクリスマス、年末年始すべて冬ごもりになりそうです。

 

さて前回『玉縁』についてお話ししましたが覚えてますでしょうか?

今回はその玉縁を使った仕様をご紹介したいと思います。その中でも難易度の高い2種類を紹介します。

どちらも食堂椅子の背もたれによく使われます。

1つ目は『作り玉』です。

これは張りたい部分の椅子の形に合わせて型を取り、布地の断ち端を折り曲げながら玉を入れて縫い上げる方法です。

created by Polish

 

型を取る際はウレタンや布地の厚みや伸び率を考え、さらに使う玉縁の巻代と縫代で裁断寸法をミリ単位で決めます。

 

 

今回の椅子は四方に作り玉をしました。

 

これをタッカーで打って張り上げます。

 

 

タッカーで打つ場所がL字の木枠に多く使われます。

2つ目は『打ち付け玉』です。

こちらは玉を別布で作り縫い付けます。

 

 

 

作り玉同様ウレタンや布地の厚みや伸び率で型を取り、それに今回は縫代のみ付けて裁断します。

こちらもミリ単位での作業になります。

玉縁の太さは布地の厚み、椅子の溝の深さや幅によって決めます。

 

 

今回は三方に打ち付け玉をしました。

これをタッカーで打って張り上げます。

 

 

 

タッカーで打つ場所がコの字やL字の木枠に多く使われます。

どちらも型取りが非常に難しく、場合によっては何度も張って微調整します。

一見見ただけではどのような張り方になっているのかわかりません。

みなさんもご自宅の椅子がどのような作りになっているのか一度見てみると何か発見があるかもしれませんね。

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