セブンチェアの修理

着せかえ事例

皆さん、こんにちは。
張り工程の担当の小田です。

みなさんは「セブンチェア」とか、「アントチェア」と言うイスをご存知でしょうか?

デンマークでデザインされ50年以上も愛されている大ベストセラーのイスです。

 

 

 

 

 

このイスは薄い板材を立体的に曲げて加工し、細い脚を付けた独創的なデザインです。

しかし、モタレへの荷重を座面の中央で支える構造となっており、その接合部に力が集中してしまい、割れてしまうと事例が起きやすいのです。

SOHOでも年に数回は修理の依頼があります。

いつもは割れた樹脂を接着するのですが、今回は木材で修理した様子をご紹介したいと思います。

まずは割れた樹脂の大きさを測り、ルーターと言う電動工具で同じ大きさの木の円盤を削り出します。

 

元の板と同じ場所に同じ径の穴を開けて、さらにビスの頭やナットが隠れるように削ります。

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作製した円盤を元の位置に接着し、ビスやボルトで固定して作業完了となります。

このように張り替えだけでなく、イスの割れや折れなどの修理も行っていますので、壊れたイスを捨てる前に是非ご相談ください。

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